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赤ちゃんの肌トラブルに要注意!

あせもとは汗の通り道である汗管がつまることが原因で起こる肌トラブルです。汗をかきやすい夏場や運動後など体温が上昇すると、体温調整するために汗が体から排出されます。しかし、空気中のほこりや汗に含まれている塩分などで汗菅がふさがれ、汗がスムーズに体の外に排出されない状態に陥るとあせもができてしまいます。大人に比べて赤ちゃんの皮膚はデリケートなため、皮膚の汚れや汗の成分による刺激に弱く、あせもを含めた肌トラブルを起こしやすい傾向にあります。

もしあせもになったときの一番の対策は肌を清潔に保ち、保湿を心掛けることです。そのための対策としてはいくつかご紹介いたします。

【あせも対策】
・汗をかいたらこまめにふき取りましょう
赤ちゃんは新陳代謝が激しく汗をかきやすいです。汗をかいたらぬれたタオルなどでこまめにふき取ったり、着替えさせたりし肌を清潔に保つことが大切です。

・おむつの交換はこまめにしましょう
赤ちゃんがおむつを着けている場合、首やわき、ひじの内側、ひざの裏側などが皮膚がこすれて蒸れやすい部位です。おむつはこまめに交換することが大切です。

・室内の温度・湿度を調節する
室内の湿度は40%~60%。気温は夏場は26〜28度、冬場は20〜22度くらいを目安に調整するようしましょう。

・通気性が良くやわらかい素材の衣類を選びましょう
赤ちゃんの服は、通気性・吸湿性の良い素材を選ぶことが大切です。綿100%の肌着などがおすすめです。また、袖がある服の方が、汗を吸い取りやすいです。紫外線を防ぐという意味でも、袖がある服装がおすすめです。

【赤ちゃんのスキンケア対策】
赤ちゃんの肌は大人の肌と異なり薄く乾燥しやすいため、入浴やシャワー後などは、ベビーローションなどで保湿を必ずしましょう。
また、赤ちゃんの肌は大人の約半分の薄さで皮膚のバリア機能も未発達です。皮膚のバリア機能を補強してあげることで、皮膚がかぶれにくくなり皮膚トラブルの予防にもつながります。皮膚のバリア機能は鍛えるものではなく、守ってあげることが大切です。保湿剤で補強し、トラブルを起こしにくい肌にしましょう!
市販の保湿剤などを使っても症状が改善しない場合は、お気軽に当院までご相談ください。

標榜科目 小児科・アレルギー科
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